英語長文の参考書として有名な、英語長文ポラリスとやっておきたい英語長文。
英語長文ポラリスは比較的新しく、やっておきたい英語長文は長い間、愛用されてきた参考書です。
この2つのシリーズの英語長文の参考書、徹底的に比較していきます!!
英語長文ポラリス123とは?詳しく紹介
英語長文ポラリスは関正生先生が手掛けているだけあって、とにかく解説が詳しいです。
音声が無料でダウンロードできますし、各設問の解説もバッチリ。
そして大きな特徴として、全ての英文にSVOCなど文構造が振られています。
読めなかった英文を分析し、なぜそこが読めなかったのかを、徹底的に分析できるようになっています。
英語長文ポラリスの各レベルの難易度
英語長文ポラリスの難易度は、下記のようになっています。
・英語長文ポラリス1 標準レベル
→共通テスト、日東駒専よりやや難しい
・英語長文ポラリス2 応用レベル
→MARCH、関関同立よりやや難しい
・英語長文ポラリス3 発展レベル
→早慶や東大・京大に匹敵する難易度
英語長文ポラリスのデメリット
デメリットはとても少ないですが、あえて挙げるのであれば「難易度が高い」こと。
最も易しい標準レベルでも、その難易度は共通テストよりも難しいです。
初級者の方が標準レベルに取り組むと、内容が難しく理解できない可能性が高いです。
高校基礎レベルや、共通テストよりも少し易しいレベルが用意されていれば、これ以上ないほど素晴らしい参考書なのですが・・・。
やっておきたい英語長文の特徴
やっておきたい英語長文は河合塾から出版されていて、長い歴史がありますから、少し中身は古い印象を受けます。
1冊あたりに収録されている問題数がとても多いことが、やっておきたい英語長文シリーズの特徴です。
300→500→700→1000と進むにつれて、1題あたりの長文の文章量が多くなるため、問題数も減っていきますので、特に300に関しては30題と問題数の多さが際立ちます。
様々なテーマの長文を演習できますし、各長文に要約が記載されているため、要約のトレーニングもできます。
またやっておきたい英語長文は国公立大学の二次試験で出題されるような、記述・論述問題の比率が高いです。
国公立大学を目指す方や、記述・論述問題を対策したい方に特におすすめです。
やっておきたい英語長文の各レベルの難易度
やっておきたい英語長文の難易度は、下記のとおりです。
・やっておきたい英語長文300
→日東駒専・共通テスト
・やっておきたい英語長文500
→MARCH・関関同立
・やっておきたい英語長文700
→早慶、東大京大など
・やっておきたい英語長文1000
→慶應SFCなどの超長文
やっておきたい英語長文のデメリット
やっておきたい英語長文のデメリットは、解説があまり詳しくないこと。
ポラリスのように1文1文の構文の解説は無く、CDや音声も用意されていません。
やっておきたい英語長文は「演習用」という色が強く、やり込んでテクニックなどを吸収するという参考書ではないですね。
またかなり古い参考書でもあるので、最新の傾向やテーマとは少しズレを感じる部分もあります。
やっておきたい英語長文とポラリスどっちがおすすめ?
どちらがおすすめかと問われれば、私は英語長文ポラリスですね。
解説が詳しく、1文1文の構文まで理解でき、音声を使った音読のトレーニングもできます。
やっておきたい英語長文に関しては、特段に記述・論述問題を対策したい方におすすめで、私立大学を志望されている方は、ポラリスを選ぶのが無難だと思います。
やっておきたい英語長文の方が勝っている部分としては、コストパフォーマンスですね。
1冊あたりに収録されている問題数が多く、そして古い参考書なので中古で購入すれば、300円前後しか費用は掛かりません。
解説うんぬんよりも、とにかくガンガン演習したいという方には、やっておきたい英語長文もおすすめです。
やっておきたい英語長文とポラリスのAmazonの評価の違い
やっておきたい英語長文のAmazonでの平均的な評価は、☆4.3ほどとかなりの高評価。
そして英語長文ポラリスも同じで、平均的な評価は☆4.3ほどです。
どちらも評価は変わらず、とても評判の良い参考書です。
私個人的には英語長文ポラリスがおすすめですが、人によってはやっておきたい英語長文をオススメする方もたくさんいらっしゃることでしょう。
どちらを選んでも間違いないといえるくらい、とても評価が高いです。
やっておきたい英語長文とポラリス迷ったら・・・
ここまでの内容を読んでいただいても、まだやっておきたい英語長文とポラリスのどっちを選ぶか迷う方。
書店で中身を見て決めることをオススメします。
大きな書店であればどちらも有名なので、店頭に置いてあることが多いです。
中身を見てみれば特徴の差は歴然で、ご自身にどちらが合っているか、どちらが必要かがハッキリわかるはずです。
中身を見てみない事には分かりませんから、書店に足を運んでみましょう。
やっておきたい英語長文とポラリスの違いまとめ
英語長文ポラリスは全体的に難易度が高めですが、とても解説が詳しいです。
やっておきたい英語長文は解説はやや粗い一方、記述・論述問題が豊富で、1冊あたりに収録されている問題数も多いです。
個人的にはポラリスの方がおすすめですが、Amazonでの評価はどちらも変わらないため、ご自身にあった方を選びましょう。
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