【The rules@関正生】英語長文問題集のレベル/難易度と使い方【ザルールズ】

The rules英語長文問題集とは?詳しく紹介

ここではザルールズ英語長文問題集の、各レベルの難易度と、効果的な使い方を徹底的に解説していきますが、まずは簡単に参考書の紹介をさせていただきます!

The rules英語長文問題集は、超有名な関正生が手掛けているとても解説が詳しい英語長文の参考書です!

「The Rules」というタイトルの通り、長文読解のルールを学んで、読解のフォームを固めることができます。

 

1題1題の長文の、1文1文に全てSVOCや修飾部などの構文が記載されているのが、とても大きなポイント。

長文の丸付けをして、解説を読んで何となく訳を見て、それで終わってしまう人がとても多いです。

ザルールズには全文の解説がありますから、これで徹底的に復習して、本当の意味で読解力を伸ばしていきましょう!

 

音声もダウンロードできるようになっているので、音読のトレーニングもばっちり。

とにかく1冊で完ぺきに鍛え上げられる、最強の参考書です!

それではここから、「各レベルがどれくらいの難易度か」「どんな使い方をすれば偏差値が伸びるか」を徹底的に解説していきましょう!

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The rules英語長文問題集のレベル

The rules英語長文問題集は、4つのレベルに分かれているので、それぞれ解説していきます!

 

1入試基礎の難易度

・学習者の想定偏差値→45以下

・長文の難易度→偏差値45前後の大学の易しい長文

ザルールズ英語長文問題集の中で、最も易しいレベル。

収録されている英語長文は高校基礎レベルで、共通テストよりもだいぶ難易度が下がります。

大学受験に向けて長文を勉強する際の、1冊目の参考書として取り組むと良いですね!

このレベルが少し難しい場合は、中学生~高校1年生レベルの基礎にも抜けがある可能性がありますから、基礎固めを徹底しましょう。

 

2入試標準の難易度

・学習者の想定偏差値→50ちょっと

・長文の難易度→共通テスト・日東駒専レベル

ザルールズの中で2番目に難しいレベルで、本格的な大学入試の長文に取り組んでいきます。

共通テストや日東駒専レベルで、それなりに難易度は高いです。

基礎的な語彙や文法はしっかりと固めたうえで取り組まないと、長文の内容がほとんど理解できない可能性があります。

受験生は少し甘く見がちな日東駒専レベルですが、意外と難しいです!

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3入試難関の難易度

・学習者の想定偏差値→50後半~60前半

・長文の難易度→MARCH・中堅国公立大学

レベル3は難易度がかなり高くなり、MARCHや関関同立、中堅国公立大学の二次試験ほどの難易度になります。

このレベルから長文の理解に大きなが出てきて、これまで通りにスムーズに進まず、苦しむ人も多いです。

1文1文の文構造が難しくなり、前からスラスラ訳せないケースも増えてきます。

簡単には訳せない難しい文が出てきても、立ち止まって正しく訳せる構文解釈の力が求められます。

かなり難しくなってきますが、ここを乗り越えると大学受験の英語長文は、かなり得点を稼げるようになりますよ!

 

4入試最難関の難易度

・学習者の想定偏差値→65以上

・長文の難易度→早稲田、慶應・東大京大など難関大学

ザルールズ英語長文問題集の中で、最も難易度が高いです。

1文1文の文構造が難しいだけでなく、長文のテーマそのものが難しくなり、日本語訳を読んでも理解しづらい長文も増えてきます。

「正確に訳せても、理解が難しい」という部分が、MARCHより難易度が高い大学の大きな壁になってきます。

冒頭から読み始めて、「うわ、いきなり意味が分からない・・・」と感じてしまうような長文が出てきます!

それでもあきらめずに、難しいと感じながらも、1文1文を正確に訳していく中で、文章全体のテーマをうまくとらえていく意識がとても大切です。

このレベルの長文をたくさん読んで、難しいテーマに慣れていき、対応力をつけていきましょう。

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どのレベルを選べばいい?

The Rules英語長文問題集のレベルを選ぶ際には、「自分の志望校のレベルに飛びつかない」ように気を付けてください。

例えば早慶を目指しているからといって、いきなりレベル4の入試最難関編に取り組んでも、難しすぎて理解ができません。

ザルールズは自力で長文を読み解いて、解説を読む中で読解法を学んでいきます。

そもそも自力で長文がほとんど理解できない状態では、正しい演習にならないんです!

ですから「自分の現在の実力よりも、少し易しいレベル」から取り組むようにしてください。

焦っても一気に読解力が伸びるわけではないので、1冊ずつレベルアップしていきましょう!

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The rules英語長文問題集の使い方

①自力で問題を解く

まずは収録されている長文を、時間を測って解いていきましょう。

練習だと考えると甘くなってしまいますから、入試本番と同じ気持ちで取り組んでください!

レベルが上がるにつれて難しいと感じる長文も増えてきますが、途中で解答や解説を見てしまうと、いつまでもレベルが高い長文は読めるようになりません。

1点でも多く取るような気持ちで、必死で長文を読み解いていきましょう。

 

②読めない文にチェック

解答や解説を見る前に、冒頭から最後までもう一度読み直してください。

そこで少しでもつまずいてしまった英文には、チェックをつけましょう!

全体的に何となく理解しているけれど、読めない文があり、そこをおろそかにしてしまう人が多いです。

読めなかった文にはきちんとチェックをつけて、その文を読めるように克服することで、読解力が伸びていきます!

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③解説をじっくりと読む

丸付けをして解説をじっくりと読んで、ミスをした問題を徹底的に分析しましょう。

そしてルールも学んで、必要なポイントはノートにまとめてください。

 

それからチェックがついた英文の、文構造を解説で確認していきます。

文の構造をどう読み間違えていたのか、正しくはどう読み取ればよいのかまで追求してください。

最終的に冒頭から最後まで、全ての英文の構造を理解したうえで、スラスラ読めるようにしていきましょう。

 

④音読トレーニング

黙読で全体をスラスラ読めるようになったら、やっと音読に入っていきます。

音読は黙読よりもずっと難易度が高く、黙読で読めない文を音読しても、内容は全く理解できないでしょう。

当然ですが声を出さずに集中して読むのと、英語の発音を意識しながら音読することは、後者の方が圧倒的に理解度が下がります。

ですから黙読で理解していることは大前提で、そのうえで音読のトレーニングに進んでください!

 

音読をする際には旺文社の公式サイトから音声をダウンロードして、それをお手本にして取り組みましょう。

正しい発音を確認して、それをマネして音読することで、発音を向上させていきます。

自己流の発音では誤っている箇所があり、それを訂正せずに音読を繰り返してしまうと、スピーキングでも発音が悪くなってしまいますし、リスニングの聞き取りにも悪影響が出てしまいます。

 

長文を見ながら音声を聴き、少し遅れて発音をマネして音読していく形式がおすすめ。

シャドーウィングといって暗記する方法もあるのですが、こちらはものすごく時間がかかってしまいますので、コストパフォーマンスは悪いと私は思います。

音読の中でスピーキングやリスニングの力を伸ばすという目的であれば、シャドーウィングである必要はないです。

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The rulesと併用がおすすめの参考書

The rules英語長文問題集は4つのレベルで、それぞれのレベルには大きな差があります。

例えばレベル3を解いて、すぐにレベル4に進んでも、その差に太刀打ちできないという事です。

同じタイプの長文の問題集を並行で進めることで、補強していきましょう!

「英語長文レベル別問題集」「英語長文ポラリス」「英語長文ハイパートレーニング」などはどれも、ザルールズと同様にとても解説が詳しい参考書です。

必要に応じて適切な難易度の参考書を追加することで、より着実にステップアップできます。

 

The rules英語長文問題集まとめ

長くなってしまいましたが、重要なポイントを最後に箇条書きでまとめます!

 

・解説がとても詳しい、4レベルに分かれた長文の参考書

・自分の今の実力に合ったレベルを選ぶ

・まずは自力で読解して、答えを出していく

・読めない文にはチェックをつけて復習

・黙読でスラスラ読めたら、音読へ

・レベル間の差が大きいので、参考書の追加は必須

 

以上、The rules英語長文問題集の解説でした!!

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