浪人生となると家庭の事情によっては、アルバイトをする方もいらっしゃるでしょう。
私の周りでも宅浪しつつアルバイトをして受験料を稼いで、家庭の負担を減らしていた方もいらっしゃいました。
この記事では「浪人生がアルバイトをすると落ちるのか」、「おすすめのアルバイトは何か」、「いつまでならバイトOKか」について、掘り下げていきましょう!
宅浪・浪人生がアルバイトをすると落ちるのか
宅浪や予備校で浪人をされる方が、アルバイトをすると落ちるというのは、よく言われることです。
結論からお伝えすると、アルバイトをすると合格率が下がることは間違いないと思います。
というのも単純に、アルバイトに勉強時間を取られてしまって、成績が上がりにくくなるからです。
もちろんアルバイトをすることで生活リズムを正せるといった、プラスの面もゼロではありません。
浪人をしながらアルバイトをして、志望校に合格した人も見てきました。
しかし総合的に考えれば勉強時間が削られてしまうというのは、合格率が下がる大きな要因になるでしょう。
どうしてもしなければいけない場合を除いては、アルバイトをすることはおすすめしません。
宅浪・浪人生はアルバイトは絶対にNG?
基本的には浪人をしながらアルバイトをすることは、推奨しません。
しかし家庭の事情でどうしてもしなければいけない場合などは、上手くアルバイトと付き合っていく必要があります。
例えば早朝だけアルバイトをして、朝早起きする習慣をつければ、アルバイトが勉強のプラスに働く可能性もあるでしょう。
体を動かすアルバイトをすることで、ストレス発散やリフレッシュになって、勉強の集中力も上がるかもしれません。
アルバイトを選ぶうえで、「いかに勉強にプラスの影響を与えられるか」を考えることで、アルバイトは必ずしもマイナスではなくなるでしょう。
宅浪・浪人生におすすめのアルバイト
宅浪・浪人生におすすめのアルバイトの、2つの条件をお話していきます。
この条件に当てはまるアルバイトを探していきましょう。
条件①午前中に終わるバイト
浪人生におすすめのアルバイトはやはり、午前中に終わる仕事です。
コンビニでも飲食店でも何でも良いと思いますが、早起きする習慣を強制的につけられるのでおすすめです。
特に宅浪だとダラけてしまいがちなので、生活習慣を整えることにもつながります。
朝があまり得意でない方こそ、午前中のアルバイトがおすすめです。
夕方や夜のアルバイトとなると、疲れてその後に勉強が出来なくなり、朝は寝坊してしまうという悪循環になってしまいかねません。
条件②ストレスのかからない仕事
受験勉強はストレスがかかることも多いため、アルバイトでは極力ストレスを溜めないようにしましょう。
どのアルバイトが必ずしも良いという事は無く、自分のタイプに合った仕事を選んでください。
例えば人とコミュニケーションを取るのが苦手な方が、接客のアルバイトをするとなると、ストレスがかかってしまう可能性が高いです。
1人で黙々と働きたいのか、コミュニケーションを取りながら働きたいのか、体を動かしたいのかなどなど。
ストレスを可能な限り溜めないためにも、短期のアルバイトにたまに参加するというのも1つの手です。
宅浪・浪人生のアルバイトはいつまでやる?
「アルバイトはいつまでやって良いですか?」というご質問をいただくこともありますが、こればかりは何とも言えません。
というのも「時期」よりも「合格にどれだけ近づいているのか」の方が、重要なポイントだからです。
例えば過去問で安定的に合格点を取れるようになっていれば、入試の直前までアルバイトをしていても、合格できる可能性は高いでしょう。
一方、合格へのラインに乗れていないと感じるのであれば、可能な限り早くアルバイトを辞めて、もっと勉強時間を増やさなければいけません。
あくまでゴールは「入試で合格する事」であり、そこに向けて正しい道を進めているのか、常に意識してください。
宅浪・浪人生のアルバイトまとめ
浪人生がアルバイトをすることは基本的には推奨しませんが、どうしてもしなければいけない場合は、少しでもプラスになるように作戦を立てましょう。
午前中で終わるアルバイトで、なおかつストレスがかからず、自分に合っているものを選ぶのがおすすめです。
常に合格へのルートを歩めているかを確認しながら、アルバイトの量を調整したり、辞める時期を考えたりしてください。
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