近年、偏差値や知名度、人気が上昇している東洋大学。
日東駒専の中では頭一つ抜けてきたと言われるほど、注目度も高いです。
そんな東洋大学について調べると、「東洋大学 英語 難しい」といったワードで検索されている方が、とても多いようです。
この記事では「東洋大学の英語の傾向と難易度」に加えて、「対策法やおすすめの参考書」まで掘り下げて解説していきます!
東洋大学の英語の傾向
東洋大学の英語は「会話」「長文」「語彙」「文法」のオーソドックスな問題がメイン。
設問も日本語で書かれていて、「受験生に親切な作り」という印象を受けます。
試験の制限時間もボリュームと合っていて、特別に厳しい制限は感じられません。
設問の問い方もひねったようなものは少なく、解きやすいと感じる方が多いでしょう。
東洋大学の英語の難易度・レベル
東洋大学の英語の難易度は、日東駒専の中でも標準的。
私立大学の一般入試の中でも、ちょうど真ん中くらいのレベルと言えるでしょう。
東洋大学のレベルが上がったとはいえ、日東駒専の一角であることに変わりはありません。
受験者の層も大きく上がったわけではないですから、標準的な難易度です。
「基礎・基本が固まっていれば、難なく8割取れる」問題ですから、難しく考えすぎる必要はありません。
「難しいらしい」と噂に流され、基礎ができていない状態で応用に飛びついてしまうと、いつまでも合格点は取れないので注意しましょう。
基礎的な単語や熟語を覚え、英文法を勉強し、共通テストレベルの長文まで読めるようにする。
やるべきことはこれだけです!
東洋大学の英語で難しい2つの設問
東洋大学の英語であえて難しい設問を挙げるとすれば、2つに絞られます。
難しい設問①内容一致問題
英語長文の内容の理解を問う、内容一致問題。
「正解か不正解かの2択」や「とても多くの選択肢から選ぶ」形式が出題されることがあります。
この手の問題は4択の問題よりも、細かい部分まで問われることが多いです。
そのため長文の内容を深く理解するとともに、細部にまで注意を払って読み進めなければいけません。
そこでポイントは「パラグラフを1つ読むごとに、選択肢に目を通す」こと。
最後まで長文を読み終わってから解こうとすると、また細かい部分を読み直さなければいけなくなってしまいます。
段落を1つ読み終えてまだ情報が鮮明に頭に入っているうちに、内容一致問題の解ける問題から解いていきましょう。
難しい設問②並び替え問題
東洋大学では英文法を軸とした、並び替え問題が出題されます。
大問1つ丸ごと並び替え問題になっているケースも多く、配点が高いです。
並び替え問題は英文法や語彙をしっかりと理解していないと解けず、空所補充の4択問題よりも大きく難易度が上がります。
この問題の対策に入る前にまずは、英文法や語彙の基礎はしっかりと固めてください。
そうでないと苦手・得意の前に、並び替え問題を解くための知識がない状態になってしまいます。
土台を固めたら後は、「短期で攻める!英語整序問題200」などに1冊取り組んで、整序問題をやり込めば完璧です。
1冊でも並び替え系の問題をやり込めば、ニガテ意識は無くなりますし、スムーズに解けるようになるでしょう。
東洋大学の英語長文におすすめの参考書
東洋大学の英語長文を対策するうえで、おすすめの参考書は「英語長文ポラリス1」「英語長文ハイパートレーニング2」「英語長文レベル別問題集5」あたりです。
これらの参考書は東洋大学の英語よりもワンランク難易度が高いため、ここまで解けるようになれば東洋大学の英語長文はもうバッチリという状態を作れます。
最終的にこのレベルまで解けるようになることを目標にし、まずは易しい参考書や問題集から取り組んでください。
3シリーズともとても解説が詳しく、1文1文を正確に読み取るためのトレーニングも出来るようになっています。
CDや音声もついていますから、音読もできます。
東洋大学レベルの英語長文で苦戦してしまう方の大半は、「そもそも1文1文の英文を読めていない」という事に尽きます。
まずは英文1文をしっかりと訳せるようにし、そこから徐々に長文の文章量やレベルを上げていくイメージです。
東洋大学の英語の対策まとめ
東洋大学の英語は標準的な難易度で、特段に難しいことはありません。
基礎・基本を固めていれば8割は取ることができます。
英語長文の内容一致問題と、英文法の並び替え問題は難易度も配点も高いため、十分に対策をしておきましょう。
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