大学入試だけでなく、英語長文の設問は内容一致問題の出題がとても多いです。
内容一致問題の中には正誤問題(TF問題・True False問題)もあり、結構難易度も高いです。
配点も高い問題になりますから、難しいとはいえしっかりと得点を稼がなければいけません。
この記事では「英語長文の内容一致問題の解き方のコツ」を徹底的に解説します!
英語長文の内容一致問題とは?
英語長文の内容一致問題は基本的に、長文の最後の方の設問として用意されています。
「本文の内容と一致するものを選びなさい」という形式ですね。
4択のものがオーソドックスですが、選択肢が8個あって、正しい選択肢を3つ選ぶ形式などもあります。
他にも正誤問題で、マルかバツかの2択問題も出題されがちです。
内容の理解を問う本質的な問題になりますので、配点が高いことが多いです。
英語長文の内容一致問題の解き方のコツ
内容一致問題の対策法として、以下の3つを実践してみてください。
ポイント①長文を深く理解する
当然のことではありますが、英語長文を理解できていなければ、内容一致問題に回答することはできません。
テクニックやコツよりなにより、内容を理解することが大切です。
英文1文1文を正確に理解する、読解力を日ごろから磨いていきましょう。
本来は内容さえ理解できていれば、それだけでスムーズに回答できます。
あくまでその補助として、これからお伝えする解き方を実践してみてください。
ポイント②段落ごとに選択肢を見る
内容一致問題は選択肢が増えれば増えるほど、より細かい部分まで問われるため、難易度が高くなります。
また2択の正誤問題についても、2択である分だけ、細かい部分を問われることが多いです。
そのため最後まで長文を読み終えてから解こうとすると、内容が頭から抜けてしまっていて、回答できない可能性があります。
長文の読み直しとなるとタイムロスになってしまいますから、1段落を読むごとに選択肢に目を通すのがおすすめです。
そしてその時点で判断できる問題は、解いてしまいましょう。
最後まで読んでも解けなかった問題は、最後にもう一度解きなおせばOKです。
ポイント③長文の全体像を把握する
内容一致問題では「長文の要点」を問われるケースが多いです。
そのため1文1文を読む力に加えて、全体像を捉えることも求められます。
1文1文がどのような流れで進んでいるか、そして各パラグラフがどのように展開しているか、しっかりとくみ取っていきましょう。
必要であれば段落ごとに簡単な要点をメモしておくと、整理して読めるのでおすすめです。
内容一致問題が苦手な人へのメッセージ
内容一致問題が解けないと、「どうすれば解けるようになるだろう」と設問の解き方ばかりを考えてしまうと思います。
しかし本質的には「英語長文が読めていない事が原因」であることを、しっかりと受け止めてください。
そして日ごろから英語長文の理解度を上げるトレーニングを、毎日繰り返していきましょう。
英語長文の参考書や問題集をしっかりと解いて、その1題1題を徹底的に復習していくことで、一歩ずつ長文の読解力を上げていきます。
読解力の向上におすすめの参考書・問題集
英語長文ポラリスや英語長文ハイパートレーニング、英語長文レベル別問題集などは読解力の向上におすすめです。
構文などの解説がとても詳しいため、英文の精読のトレーニングができます。
長文を解いて丸付けをするだけでは読解力は伸びず、復習する時に成績が上がります。
1文1文の文構造までしっかりと復習して、英文の読解力を伸ばしましょう。
英語長文の内容一致問題の解き方まとめ
英語長文の内容一致問題は、英文を深く理解して、段落ごとに選択肢を選別しつつ、全体像を理解しながら読むことで正答率が上がります。
内容一致問題が解けない時は「長文を理解できていない」ことが原因なので、日ごろから英文の読解力を上げるトレーニングに取り組みましょう。
英語長文ハイパートレーニングや英語長文ポラリスなどが、演習用におすすめです。
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