Bright Stageとは?詳しく解説
ここでは「ブライトステージで偏差値が伸びる勉強法」と「問題のレベル」について、これ以上ないくらい詳しく解説していきますが、まずは簡単にブライトステージの紹介をしていきます!
ブライトステージは名前が似ている、「ネクステージ(ネクステ/NextStage)」や「パワーステージ(PowerStage)」と同じ桐原書店から出版されている、英文法の問題集。
表紙はそれぞれ異なりますが、パッと見ると中身はかなり似ていて、英文法や語法、会話表現、イディオム、発音・アクセントなどの問題がギッシリ詰まっています。
「きりはらの森」というアプリで、音声を聴いたり、テストしたりできるのも同じです。
ネクステージやパワーステージとの主な違いは、「問題のレベル」。
収録されている問題数や構成、そして解説の雰囲気は近いものがありますが、問題のレベルだけは少し異なっているので、まずは「ブライトステージのレベル」を解説していきます!
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ネクステやパワーステージとの違い
NextStageとパワーステージは中級者向けの問題集で、それなりに難しい問題も多く収録されています。
ネクステかパワーステージを1冊、しっかりと固めることができれば、MARCHや中堅国公立大学であれば難なく対応できるでしょう。
レベルが同じなのでネクステとパワーステージはあまり変わりませんが、パワーステージの方が語法の問題数がかなり多くなっていて、その分だけその他のイディオムや会話表現などがカットされています。
一方でBright Stageは初級者向けで、基礎・基本の問題が大部分を占めています。
よく「ネクステは解説が雑過ぎる!」なんて声がありますが、ネクステの解説くらいでしっかりと理解できるくらいの実力を身につけてから、取り組まなければいけません。
ネクステの解説で理解できない、問題があまり解けないと感じたら、ブライトステージからスタートしてみましょう。
到達レベルは日東駒専で8割以上取れるようになり、文法の偏差値で言えば55くらいを狙えるようになります。
基礎・基本の問題集ではありますが、意外と到達点は高く、1冊固めれば目に見えて成果は出てきます!
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Vintageやスクランブルとの比較
ちなみに補足として、有名なヴィンテージやスクランブルはネクステよりもさらにランクが高く、上級者向けの問題集です。
到達レベルは早慶や難関国公立大学になりますので、基礎よりもやや難しい問題が多くなっています。
一方でアップグレードやEngage、スクランブルBasicはブライトステージと同様、基礎・基本が中心の問題集です。
どれも問題がギッシリ詰まっていて、レベル以外にそこまで大きな差はないので、表紙や中身の雰囲気で、ご自身のモチベーションが上がるものを選べばOK!
いきなりVintageやスクランブルなど難しい問題集から取り組む人も多いですが、難しすぎて挫折する要因になってしまうので、おすすめできません。
ブライトステージの使い方と勉強法
①まずは文法の理解から!
とにかく意識していただきたいのは、ブライトステージは問題集であって、参考書ではないという事。
問題集というのは参考書ですでに学んだ内容を、演習するためのものです。
つまり英文法の理解が曖昧な状態で、いきなり問題を解いていくような使い方は、もともと推奨されていません。
ブライトステージであれば、「大岩の一番はじめの英文法」や「世界一わかりやすい英文法の授業」など、基礎的な参考書でしっかりと勉強してから、取り組んでいきましょう。
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②1章ずつ固めていく!
一気にダーッと解いてしまうと、一気に丸付けをすることになるので、復習が適当になってしまいがち。
1問1問が良問で本当に貴重なので、1章ずつしっかりと固めていってください。
1章解き終えたら解答や解説を確認して、ミスをしてしまった問題を理解しましょう。
ネクステよりは解説が詳しくなっていますが、それでも解説の量はそこまで多くありません。
インターネットや参考書を活用して、理解できなかった部分は補強するようにしてください。
そしてミスをしてしまった問題には、付箋を貼るなどして、ミスをしたことが明確にわかるようにすることが大切です。
どんどん解いて丸付けをするだけだと、ミスをした問題もあまり気にしなくなってしまうので、注意してください!
③ミスした問題を徹底復習!
付箋などでチェックしたミスをした問題を、徹底的に解きなおしていきます。
この手の問題集は問題数がものすごく多いので、2周も3周もしていたら、とんでもない時間がかかってしまいまって非効率です!
2周目以降はミスをしてしまった問題だけ、何周もやり直すようにしてください。
解説の理解はもちろんのこと、その問題に付随する知識を検索するなどして、長期記憶に定着させていくイメージです。
入試でいざ似たような問題が出題されたときに、絶対にミスをしてはいけません!
これが全問出来ればブライトステージは卒業で、日東駒専レベルであれば、お釣りがくるほどの得点を取れるようになります!
MARCHでも合格点に届くか届かないかくらいのラインまでは、到達できるはずです!
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ブライトステージが終わったら次は?
ブライトステージが終わったら、ネクステージといきたいところですが、ネクステージは少しレベルが近すぎて、かぶる内容も多くなります。
難関大学を目指すための演習であれば、Vintageやスクランブル、英頻1000などをオススメします。
そして英文法の理解を深める参考書として、「英文法の核」などを追加すると良いでしょう。
ブライトステージと同様、文法をしっかりと理解してから、アウトプットという流れで進めていきます。
レベルがグッと上がりますから、初級者向けの参考書だけでは足りず、上級者向けの参考書を追加することで、知識を補強してください!
ブライトステージまとめ
かなり長くなってしまいましたが、最後にここまでお伝えした中で、特に重要なポイントをまとめていきます!
・ネクステより易しい文法の問題集
・参考書で理解してから取り組む
・ミスをした問題を徹底的に復習
・次のステップはスクランブルやVintage
ぜひブライトステージを使って、英文法の基礎をガッチリと固めてください!
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